2019-08-19 20:00
社会
国立がん研究センター、ミャンマーの「がん登録運営計画書」の作成を支援

松田智大氏が「がん登録運営計画書」の作成を支援
国立研究開発法人 国立がん研究センター(以下、国立がん研究センター)が、ミャンマーの「がん登録運営計画書」の作成を支援したと、8月16日に発表している。国立がん研究センターは、日本のがん医療・がん研究の拠点となる国立の機関として創設され、2010年に独立行政法人に、2015年には国立研究開発法人となった。国際水準の臨床研究や医師主導治験などの中心的な役割を担う機関で、国民に最適ながん医療を提供している。
今回、同センターのがん登録室長である松田智大氏が、ミャンマーにおけるがん登録環境の基盤構築に貢献した。
「がん登録」の仕組みが未整備 保健スポーツ省と協力も
ミャンマーでは、高齢者の非感染症疾患のがん患者が増加し、将来大きな課題になるとみられているが、「がん登録」の仕組みが未整備だ。そんな中、ミャンマーのがん登録分野で活動を展開するVital Strategiesが、ミャンマー保健スポーツ省と協力し、「がん登録」の整備に向けて動き始めている。
今回、国際がん研究機関から推薦を受けた松田智大氏が、Vital Strategiesの協力者として、同計画書の作成に助言を行った。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
国立がん研究センター プレスリリース
https://www.ncc.go.jp/
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