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2019-08-13 18:00

社会

50万人以上のロヒンギャ難民がIDカードを取得 全体数やニーズを把握へ

UNHCR
UNHCRとバングラデシュ当局が12歳以上に発行
国連難民高等弁務官事務所(以下、UNHCR)が、50万人以上のロヒンギャ難民がIDカードを取得したと、8月9日に発表している。

今回のIDカードは、生体認証及び不正・偽造防止カードになっており、UNHCRとバングラデシュ当局が発行したものだ。認証済みの12歳以上の難民全てに発行されており、当局や国際援助機関などが、難民の全体数やニーズの把握にも活用していく。

多くの難民が2017年の危機で流入 帰還に重要な役割
現在、コックスバザールに暮らすロヒンギャ難民の数は、およそ90万人にも上っており、その内の74万人以上が、2017年8月のミャンマーで発生した危機をきっかけに流入した。

UNHCRとバングラデシュ当局が、イマームや長老、教師などを含む難民コミュニティと定期的に会合を持ち、ID登録の利点を説明し、質問や懸念解消に努め、今後もより多くの難民に登録してもらえるように活動を展開。

550人以上ものローカルスタッフを採用するなどし、2019年度内に難民のIDカード登録を完了させるため、急ピッチで作業を進めている。

(画像はプレスリリースより)
(C)UNHCR/Caroline Gluck


外部リンク

UNHCR プレスリリース
https://www.unhcr.org/

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