2019-08-01 15:00
社会
ミャンマーのヒスイ鉱山でまた地すべり

少なくとも19人死亡
ミャンマー・カチン州パカン(Hpakant)郡区にあるヒスイ鉱山で7月28日、地すべりが発生して少なくとも19人が死亡した。ミャンマー情報省によると、鉱山沿いの崖が崩壊して湖に約500フィート(約152メートル)落下し、16人の警備員と5人の警官が死亡したという。
また、2人の警官が救助され、病院に搬送された。
パカン郡区の情報広報部は、
「これまでのところ、13人の警備員の遺体が泥の湖から回収され、残りの3人の警備員と3人の警官を見つけるための救助活動が始まっている」(プレスリリースより)
と述べている。当局によると、四輪駆動車1台も地すべりの犠牲になっているという。
頻繁に発生する鉱山の地すべり
同エリアでは7月15日にも地すべりが発生し、4人が死亡。また、4月にも大規模な地すべりが発生して54人が死亡、数十台の車両も埋没した。ミャンマーのヒスイ鉱山では頻繁に地すべりが発生し、多くの人が死亡している。いつもは大企業が残したヒスイの破片を探す貧しい人々が犠牲者になることが多いが、今回は企業に雇われた警備員らが犠牲となった。
なお、7月から9月までの雨季には作業が中断されていたが、何人かの作業員らは現場に残っていたという。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/
ミャンマー情報省のプレスリリース
https://www.moi.gov.mm/news/
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