• TOP
  • >
  • 社会
  • >
  • PHJ、ミャンマー・タッコン郡の「補助助産師」に研修を実施
2019-07-31 14:15

社会

PHJ、ミャンマー・タッコン郡の「補助助産師」に研修を実施

補助助産師
補助助産師の知識や技術の質の維持に 定期研修を実施
ピープルズ・ホープ・ジャパン(以下、PHJ)が、ミャンマー・タッコン郡において、「補助助産師」に向けて研修を実施したと、7月27日に発表している。

タッコン郡にいる「補助助産師」は35人で、6か月の研修を受けたのち、自身が居住する村で助産師の指導・監督のもと無給で働く。助産師の不在時には分娩介助を単独で行うこともあるため、知識や技術の質の維持が非常に重要だと考えられており、PHJは卒後リフレッシュ研修を定期的に実施している。

胎児モデルを使用してスキルチェックなどを実施
参加者の中には、悪路を片道3時間から4時間かけてきている人や、前夜に村の妊婦さんが出血して、手配などに追われ、睡眠不足の人などがいた。そんな中、今回の研修では、予防接種についての講義や分娩介助実習などを実施。胎児モデルを使用してスキルチェックなども行われた。

参加者同士で間違いの指摘をしたり、不足を補い合ったりして、正しい知識を改めて確認でき、自信がついたという声もあった。今後もPHJは、タッコン郡保健局と協力して、「補助助産師」が妊産婦の身近で頼もしい存在となり続けられるように、支援を継続していくとしている。

(画像はPHJ ホームページより)


外部リンク

PHJ ミャンマー母子保健改善事業
https://www.ph-japan.org/program_myanmar_maternal_64

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook