2019-07-21 00:00
政治
復興に不可欠な学習リソース

復興・再定住支援事業
2019年7月12日、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会は、「復興・再定住支援事業」の開始を発表した。 2019年7月よりスタートした「復興・再定住支援事業」は、ミャンマー連邦共和国のカレン州南東部地域において、実施中だ。
「復興・再定住支援事業」では、情報や学習リソースに対する、住民のアクセス改善を目指す。カレン州南東部地域にあるレイケイコー村とゾージーミャイン村にコミュニティリソースセンターを建設する。
コミュニティリソースセンターでは、図書やコンピューターを設置、プログラム(サービス・活動)を村住民に提供する。委員会の設置や職員の採用、職員へのサービス実践研修トレーニングのより、コミュニティリソースセンターの運営能力も強化していく。
カレン州南東部地域は、タイ・ミャンマー国境沿いの難民キャンプの住民や国内避難民の帰還が予想される地域だ。この地域では、住居などの準備は進んでいるが、復興と再定住に必要な情報や学習リソースへのアクセスがまだ不十分だ。
ミャンマー軍事政権と反政府勢力の対立は1949年に勃発した。1975年になると、戦闘や人権侵害から逃げて、タイに避難する人々が増えた。難民キャンプが1984年に設立されてから30年以上経つが、約10万人の難民が今も難民キャンプで暮らしている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
シャンティ国際ボランティア会
https://sva.or.jp/wp/?p=34384
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