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2019-07-20 19:00

社会

ヘンリー・ヴァン・ティオ副大統領、カヤー州の水力発電所などを視察

カヤー州
3つの発電所で多くの電力を供給
7月13日、ヘンリー・ヴァン・ティオ副大統領は、カヤー州にあるバルーチャン第2発電所を訪問し、発電所の発電機とタービン、送電インフラ、制御室、スイッチヤード、落下部分などの状況を視察した。

最初に、副大統領一行は、2014-2015年度における発電機のオーバーホールに関するドキュメンタリー写真、またバルーチャン第1発電所と第2発電所、第3発電所の建設と、改修や情報に関するビデオを見た。その後、副大統領は、流出制御タンク、パイプライン、送電線について点検した。

バルーチャン第2発電所は1954年に建設された。3つの発電機を備えた発電所は、1960年に操業を開始し、84メガワットの電力を供給している。1970年に、発電所は、28メガワットを生成する3つの発電機に改修され、1974年に完工して電力供給が開始された。

女性職業訓練学校を訪問
水力発電所視察を終えた副大統領一行は、ロイコーにある国境省管轄の女性職業訓練学校教育研修部局を訪問した。

校長からの報告を聞いた後、副大統領は、「国境地域の民族のために雇用を創出することを目指して、全国に5種類の職業訓練学校45校を開設した。」と述べた。

そして、研修生に、学校で職業技能を習得しながら、決意や思いやり、団結力、忍耐力、理解力を身につけるように勧め、将来的には自らの事業を興すことを促した。

1994年に設立されたこの女性職業訓練学校では、縫製、カヤー州の伝統的な織物、羊毛から服を作る踏み車の研修コースを提供している。2018-2019年度には、100人以上の研修生が入学している。

気象問題や観光開発について関係者と面談
その後、副大統領は、カヤー州内閣や議員、州と地区、町で活動する職員と面談した。

副大統領は、気象の専門家による見解として、今年ミャンマーはモンスーン期が短いために、ダムへの水の流入が少なくなると予想されると言及し、水を効果的に使用する必要性を強調した。

副大統領は、ロイコーのMoebyaeダムの水門からシャン州のインレー湖まで運航しているボートサービスについて、「観光開発の新たな旅」として歓迎した。

また、ミャンマーでは、降雨パターンの変化により短期間に大量の雨が降り、今シーズンにおける鉄砲水が予想されるので、ダムと水門を強化するためのすべての可能な方法を検討するよう要請した。

副大統領は、Panpat Village-tractにおけるコミュニティベースの観光客が、最初の訪問時と比較して多様性が進んでいることに気付いたと述べた。カヤー州には観光開発の見込みがあると彼は付け加えた。

州と公務員組織の共同の努力によって、住民は、道路の改善、電気や飲料水を得るなど開発の成果を享受している。また、タイとの観光振興の一環として、Maesae Border Trade Campを開催することを約束した。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/14/07/2019/id-18422

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