ミャンマーニュース

日本で王子製紙を展開する王子ホールディングスは、このたびミャンマーに支店を開設すると発表した。王子ホールディングスの子会社王子アジアは、これまで、東南アジアやインドへの事業展開を進めており、今回もその一環。重点施策である「海外ビジネスの拡大」をさらに推し進める方針だ。視点はヤンゴン市内に設置する。
ミャンマー支店の現時点での役割は、迅速かつ的確な情報収集で、今後の事業機会の早期実現が目標だ。特に植林・木材加工事業や、段ボール加工事業を念頭に、幅広い分野での事業展開を検討しているという。当面は1名の支店長と、2名の駐在員を派遣し、各種案件の進展・状況に応じて、随時、適切な要因を補充していく予定。

王子グループの海外展開は、1970年代のブラジルでのパルプ生産に始まり、アジア、オーストラリア、北米及び南米、ヨーロッパなど、世界中の地域で進められている。

特にアジアにおいては、中国における上質紙の生産や、ベトナム・マレーシアなどにおける段ボール紙器の製造、植林や製紙原料の生産など多岐にわたっている。2013年の3月にはカンボジアで、5月にはベトナムで、それぞれ工場が操業を開始した他、2014年1月にはインドでの工場の稼働も予定されている。

外部リンク

王子ホールディングス
http://www.ojiholdings.co.jp

ミャンマー支店設置のお知らせ
http://www.ojiholdings.co.jp/news/2013/