ミャンマーニュース

大和証券グループ本社は7月12日、グループ傘下の大和PIパートナーズ株式会社（以下「大和PI」）と大和企業投資株式会社（以下「大和企業投資」）が、ミャンマーで新興企業を中心に投資を行う「ダイワ・ミャンマー・グロース・ファンド（DAIWA Myanmar Growth Fund：DMGF）」を設立したことを発表した。

大和証券グループによると、大和PIと大和企業投資は共同で事業の管理責任を負う「ゼネラル・パートナー」となり、太陽生命保険株式会社が出資金額を責任限度として利益配当を受ける「リミテッド・パートナー」になるという。

DMGFは両ゼネラル・パートナーおよびリミテッド・パートナーからの出資総額3,000万米ドルを運用費用として事業を開始。今後、成長が見込まれるミャンマー企業に、成長資金の提供とハンズオン支援を推進するという。

なお、ハンズオン支援とは、ファンドが投資先の経営に深く関与することである。

人口5,000万人を超すミャンマーは経済成長に伴い消費が拡大されただけでなく、さらなる輸出の拡大や海外からの直接投資などが期待されている。2016年の民政移管後には、米国等の経済制裁が緩和。投資に関する法律も整備されつつある。

一方、ミャンマーには知られていない数多くの成長が見込まれる新興企業が存在。これらの企業に成長資本を提供することで、DMGFはミャンマーのさらなる経済成長を促進していく。

特に、社会インフラや生活水準の向上に重点を置いて投資をしていく方針だという。

なお、大和 PIは2017年6月以降、ミャンマーで事業を展開する企業に向けたプライベート・エクイティ投資を進めている。

（画像は大和証券グループ本社より）

外部リンク

大和証券グループ本社
http://www.daiwa-grp.jp/

大和証券グループ本社のプレスリリース
http://www.daiwa-grp.jp/pdf