ミャンマーニュース

河野太郎外務大臣が7月9日、ミャンマーから訪日中のミン・トゥ連邦政府大臣（Mr. Min Thu, Union Minister for the Office of the Union Government, Republic of the Union of Myanmar）と会談を行ったと、同日に日本の外務省が発表した。

この会談は外務省閣僚級招へいにより実現したものだ。冒頭、河野太郎外務大臣からミン・トゥ連邦政府大臣に、日本としてミャンマーの民主的な国づくりの支援と、総合行政局職員の能力向上につながる中央及び、地方行政官の人材育成の支援を行っていく旨を伝えた。それら対し、ミン・トゥ連邦政府大臣からは謝意が表されている。

河野太郎外務大臣は、ミャンマーの国内和平に関する笹川陽平政府代表との連携にも言及し、国軍による一方的停戦の延長を評価し、更なる和平協議の進展に期待するとしている。

また、ラカイン州情勢については、国内避難民などの自由な移動の実現や、国連や団体による支援の受け入れ拡大などの環境整備が重要であるとし、ミン・トゥ連邦政府大臣からは、避難民の帰還環境整備を進めていく旨が伝えられた。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

Ministry of Foreign Affairs of Japan プレスリリース
https://www.mofa.go.jp/