• TOP
  • >
  • 学術
  • >
  • ミャンマー中部に生息する鳥、固有種として新たに分類
2019-07-07 16:15

学術

ミャンマー中部に生息する鳥、固有種として新たに分類

固有種
ミャンマー中部に生息
ミャンマー情報省によると、国際的な専門家がミャンマーのハウチワドリ属の鳥(prina cooki)をヤマハウチワドリ(Brown Prinia)のサブカテゴリとして分類し、それをミャンマーの固有種としてリストに追加したという。

ミャンマー野生生物保護学会(Wildlife Conservation Society:WCS)の鳥類学者であるThet Zaw Naing氏は、
「これらの鳥類は通常ミャンマー中部に生息しているが、いくつかはシャン州で発見されている。だが、希少種には含まれていない」(プレスリリースより)
と述べている。

国際的な専門家がヤマハウチワドリに分類される鳥を研究した後、ミャンマーに生息する鳥が別の種類であることを発見し、ミャンマー固有の鳥としてWCSが6月17日に認定したという。

なお、ハウチワドリ属とは、スズメ目セッカ科に含まれる鳥の仲間である。

絶滅が危惧される鳥類46種がミャンマーに生息
WCSによると、世界で絶滅が危惧されている鳥類のうち46種がミャンマーで発見されたという。

これらのうち8種は個体数が極めて減少している「近絶滅種」で、12種が絶滅の危機にある「絶滅危惧種」である。

また、26種が絶滅の危険性が高いと判断された「危急種」とされ、容易に絶滅危惧種にカテゴライズされる恐れがあるという。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/

ミャンマー情報省のプレスリリース
https://www.moi.gov.mm/news/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook