2019-06-26 21:00
文化
違法衛星放送とオンラインテレビチャンネルに関するワークショップが開催

違法衛星放送など様々な問題を議論
6月18日、ネピドーのティンガハホテルにおいて、違法衛星放送とオンラインテレビチャンネルに関するワークショップが開催された。このイベントには、情報省のAung Hla Tun副大臣、議会の代表者、ミャンマー連邦法務長官府職員、ミャンマー放送協会のU Ko Ko会長、オンラインメディア業界関係者、招待客などが参加した。
開会式で、Aung Hla Tun副大臣は、「ミャンマーには、ミャンマー国営テレビ、国防省運営のMWD、フォーエバーグループとスカイネットの合弁会社が設立したチャンネルがある。その後、さらに5つの放送ネットワークが運営を許可された。」と述べた。
Aung Hla Tun副大臣の説明によると、近隣諸国からの放送を受信している違法な衛星放送受信アンテナが、ミャンマー社会の多大な影響を与えている。それらは、国に税金を払っている放送事業にとって脅威であり、人々や哲学、宗教、文化にも大きな影響を及ぼしている。
もう1つの問題は、オンラインテレビチャンネルであり、それらは、どのくらいあるのかさえ確認することが難しい。規定を守っているチャンネルがあることもわかるが、多くは守っていない。
こうした状況に目をつぶっていると、結果は壊滅的なものとなることから、このワークショップは、これらの問題に対する解決策を見つけるために行われた。これは討論会ではないが、ブレインストーミング、意見交換、議論のためのセッションである。これらのセッションの結果を分析するために、法務と事業の専門家、すべての関係機関が参加するように勧められている。
違法なオンラインテレビチャンネルに対する措置も
また、ミャンマー放送協会のU Ko Ko会長は、「議論は、違法な衛星放送受信アンテナと違法なオンラインテレビチャンネルにまで広げられるべきである。これらの違法なチャンネルは法律の範囲外で、法律を巧妙にかわして、国の電波エリアを侵害して運営されている。」と述べた。そして、U Ko Ko会長は、すべての法律の標準化、秩序の維持、紛争の解決、自由と権利の保護を保証しながら、放送法に従って必要な措置を講じるように求めた。
会議では、ミャンマー国営テレビラジオ局(MRTV)の副チーフエンジニアであるDaw Zin War Kyu氏がコーディネーターとなり、参加者が、放送分野での経験に基づいて議論し、課題や困難を解決するための提案を行った。
その後、「違法衛星放送に関してするべきこと」や「オンラインテレビの現状」、「オンラインテレビの問題に取り組む方法」というテーマで議論が行われた。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/19/06/2019/id-18131
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