2019-06-25 21:00
経済
日本生命、ミャンマー有力財閥傘下の保険会社の株式35%取得へ

GGIHとともに株式保有
日本生命保険相互会社(以下「日本生命」)は6月21日、ミャンマーの民間保険会社であるグランド・ガーディアン・ライフ・インシュアランス(Grand Guardian Life Insurance Company Limited:GGLI)の株式35%を取得することに合意し、同日ミャンマー金融当局へ認可申請をしたという。日本生命は、ミャンマー有力財閥の1つであるシェタングループ(Shwe Taung Development Company Limited)傘下のグランド・ガーディアン・インシュアランス・ホールディング(Grand Guardian Insurance Holding Public Company Limited:GGIH)とともに、GGLIの株式を有することになる。
また、今回の株式取得により、GGLIは「グランド・ガーディアン・ニッポンライフ・インシュアランス」に社名変更する予定だという。
なお、ミャンマーの規制上、100%出資による参入以外の外資企業の出資上限は35%となっている。
シェタングループと日本生命が創出する相乗効果に期待
日本生命によると、同社はGGLIの株式35%を約23億円で取得。金融当局の認可を受けたあと、本出資手続きに入る。手続き完了は9月から10月ごろの予定だという。シェタングループには強固な事業基盤やブランド力があるため、日本生命が持つ生命保険ビジネスの経験やノウハウを生かした相乗効果が期待される。
ミャンマーの生命保険市場は2013年に民間企業の営業が開始されたばかりで、長期にわたり成長が見込めるマーケットだ。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
日本生命
https://www.nissay.co.jp/
日本生命のプレスリリース
https://www.nissay.co.jp/news/
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