2019-06-23 22:00
社会
シャンティ、難民キャンプにおける図書館活動の19年を紹介

ミャンマー難民事務所が19年間、図書館運営を支援
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(以下、シャンティ)のミャンマー(ビルマ)難民事務所の山内氏が、難民キャンプにおける図書館活動の19年を、6月20日のシャンティブログで紹介した。タイ・ミャンマー(ビルマ)国境にある9か所の難民キャンプは、設立から34年が経過しており、同事務所が支援する図書館活動も19年が経つ。
活動が始まったときには、図書館で遊ぶ子どもの声がうるさいなどといった声があり、図書館活動が人々に受け入れられなかった。しかし、図書館に通う子どもに良い変化が現れ始めたことで、認められるようになったとしている。
図書館委員会も形成され多くの人が関わる場所に
今では、図書館委員会がキャンプ内で形成されているほか、図書館青年ボランティアもいることから、本を読むだけではなく、外の世界を知ったり、心を休めたりでき、多くの人が関わる場所になった。こういったことから、山内氏は難民キャンプがなくなるそのときまで、子どもが笑顔で図書館を利用できるように、ミャンマー(ビルマ)難民事務所としての活動を進めていきたいとしている。
(画像はシャンティ ホームページより)
外部リンク
シャンティブログ
https://sva.or.jp/wp/?p=34056
関連する記事
-
2025-04-30 18:30
-
2025-04-26 16:30
-
2025-04-24 09:30
-
2025-04-19 09:30
-
2025-04-17 15:00