2019-06-29 17:30
社会
ラカイン州で再びミャンマー国軍が民間人に直接攻撃・無差別攻撃

アムネスティが調査 1月から国軍が戦争犯罪の疑い
アムネスティ・インターナショナル(以下、アムネスティ)が、最近行った調査でミャンマー国軍がラカイン州において、民間人に直接攻撃・無差別攻撃をした疑いであることが分かったと、6月18日に発表した。アムネスティは、全ての人権が守られ、誰もが紛争や貧困、拷問などを受けないような世界の実現を目指して活動する世界最大の国際人権NGOだ。
同NGOが、3月下旬にラカイン州の少数民族81人に聞き取り調査などを行った結果、1月以降にラカイン州で7人が国軍に拘束され、2月中旬にはムロ族1人、ラカイン族5人が拘束されたことを確認した。
アラカン軍も53人を拉致 国際社会・安保理の対応を
また、国軍だけでなく、アラカン軍も2月にチン州で男女53人を拉致。そのまま拉致被害者の消息は分からなくなっている。ミャンマー政府は、ロイター記者2人を拘束するなどし、報道の自由などを抑制しており国際社会から大きな批判をあびている。アムネスティは、国際社会や安保理はこういった卑劣な戦争犯罪をやめさせるために存在しており、いまこそ何らかの行動を起こすべきだと主張している。
(画像はアムネスティ ホームページより)
外部リンク
アムネスティ プレスリリース
https://www.amnesty.or.jp/news/2019/0618_8159.html
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