2019-06-17 05:00
政治
第16回アジアメディアサミットにペー・ミン情報省大臣が参加

メディアのデジタル化推進と問題点などを議論
6月12日、カンボジアのシェムリアップで、第16回アジアメディアサミットの開会式が行われ、情報省のペー・ミン大臣が参列した。カンボジア政府情報省とアジア太平洋放送開発研究所(AIDB)が共催したこのサミットは、「発展途上国の市場を中心としたメディアデジタル化」をテーマとして、3日間の日程で行われ、42ヶ国から600人のメディア代表者が参加した。
開会式では、カンボジアのフン・セン首相が開会の挨拶をし、その中で、「インダストリー4.0は、メディア市場をデジタル化することを奨励している。ただ、デジタル化はより緊密な協力の機会を促進させるが、同時に、フェイクニュースやサーバー犯罪による脅威も増大させる。」と述べた。
その後、閣僚レベルの議論が行われ、ミャンマー情報省大臣、カンボジア情報省大臣、フィリピン政府情報担当書記官、バングラデシュ情報省大臣、韓国放送通信委員会副大臣、サモア通信情報技術大臣副大臣が、「デジタル革命にどう適応していくか?」というテーマで対話を行った。
午後には、閣僚級のサブ会議が行われ、出席者はフェイクニュース反対に向けて協力するための提案を率直に共有した。
電子メディア開発のためのサービスを提供
AIBDは、1977年にユネスコの支援のもとに設立され、国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)の国々に、電子メディア開発の分野におけるサービスを提供する政府間の組織である。現在、この地域内では26ヶ国が加盟し、アジア、太平洋、ヨーロッパ、アフリカ、アラビア、北米の各地域から50を超える組織が加盟している。
ミャンマーからは、1997年7月29日に、国営メディアの1つであるミャンマーラジオテレビ局(MRTV)が正会員となっている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省 プレスリリース
https://www.moi.gov.mm/13/06/2019/id-18062
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