ミャンマーニュース

ミャンマーの国家保健ネットワークの医療チームは、エーヤワディ地域のピャーポン郡にあるホールで、無料の医療サービスを提供した。

リームリーダーのTin Myo Win医師は、次のように述べた。

チームは、一般開業医、小児科医、外科医。整形外科医、放射線科医、歯科医、眼科医、耳鼻咽喉科医、精神科医で構成されている。

転んでケガをしたので治療に訪れたピャーポンの9街区の住民であるDaw Tin Tin Mi氏は、「医師から腕を動かす練習を教えてもらい、効果のある薬を無料でもらった。我々はお金がないので、ここにやって来て貧しい人たちを診療する医師とチームのメンバーに感謝している。」と語った。

国家保健ネットワークのメンバーであるU Saw Win氏の説明によると、医療チームが民族の自治地域に行った時は、言葉の壁があり診療所に来ることを心配している人々もいるが、ボランティアの若者が通訳をしている。

そして、このプログラムによって、人々の間で一般的である病気が何であるかを知ることができ、この件については保健・スポーツ省に報告されている。また、寄付者もおり、寄付者がいない場合には仕事をするための車を借りる資金も用意している。

具体的な対応策としては、もし、2週間の薬が必要な場合は、1ヶ月分の薬を提供し、手術を行わなければならない患者は病院や診療所に移送した。外科手術や長期に治療が必要な患者には、病院や診療所を紹介した。また、医師も、もっと経過を見る必要のある患者に対して、病院へ行くように指示をしており、手紙で病院に連絡して、簡単に治療が受けられるようにしている。

ピャーポン、Daydayal、Kyaiklat、Bogalayから約2,000人が登録し、3,000人分の十分な薬が用意された。さらに、飲み物と交通機関は無料で利用できる。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

ミャンマー情報省　プレスリリース
https://www.moi.gov.mm/17/06/2019/id-18108