2019-06-21 06:00
社会
AAR、カレン州で障がい者の暮らしを地域で支える事業を展開

障がいのある子どもの環境変化を 3つの課題に取り組む
AAR Japan(以下、AAR)が、ミャンマー・カレン州において障がい者の暮らしを地域で支える事業を展開しており、障がいのある子どもの教育環境の改善に関する取り組みを、6月13日に紹介した。AARは、日本で生まれた政治・宗教・思想に偏らない国際NGOで、2017年9月からカレン州において、障がい者の暮らしを地域で支える事業「地域に根差したリハビリテーション(Community Based Rehabilitation:CBR)」を展開。
社会が障がい児を受け入れる体制の構築をするため、「障がい児が社会性やコミュニケーションのスキルを身につけ、学校へ行く準備をすること」や「保護者が障がいの特性や配慮する点について理解し適切なサポートができること」、「教員や児童が障がいを理解し、共に学べる環境をつくること」といった3つの課題に取り組んでいる。
障がい児と保護者が集まる機会 地域住民との交流も
上記以外にも、2019年1月からは、障がい児と保護者が集まる場を設け、社会性を身につけさせる機会を創出。また、僧院での掃除や伝統的なお菓子作りなどのグループ活動も実施し、地域住民との交流も行う。AARは今後もこういった活動を続け、学校と家庭の架け橋となるような存在となり、障がい児と障がいのない子どもが、同じ学校で共に教育を受けられる環境の構築を目指していく。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
AAR Japan プレスリリース
https://www.aarjapan.gr.jp/
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