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2019-06-19 17:00

経済

日本貿易保険、ティラワSEZに関する出資について海外投資保険の引受を決定

日本貿易保険
住友商事および豊田通商の出資部分
株式会社日本貿易保険は、株式会社上組が筆頭株主を務め、住友商事株式会社、豊田商事株式会社、株式会社海外交通・都市開発事業支援機構が出資して設立したティラワ・マルチパーパス・インターナショナル・ターミナル社について、住友商事および豊田通商の出資部分につき、海外投資保険の引受を決定したことを発表した。

ティラワ・マルチパーパス・インターナショナル・ターミナル社は、今後ヤンゴン本港から海上貨物がシフトすると見込まれているティラワ地区港において、港湾ターミナル運営事業への参画を目指している。

プロジェクトの港湾設備一式は、日本の円借款によって整備されており、日本企業が、ティラワSEZの物流事業へのサポートとともに、港湾運営事業も行い、ミャンマーの経済成長を支えることとなる。

こうした取り組みは、日本企業が、ミャンマーという成長市場において、知見を活かし相手国の課題解決に協力するものであり、日本貿易保険は、日本の政策金融機関として支援意義が高いとしている。

海外取り引きでのリスクをカバー
日本貿易保険が取り扱う「貿易保険」とは、日本の企業が行う、輸出・投資・融資などの海外取り引きにおいて、輸出不能や代金回収不能をカバーする保険である。

例えば、「貨物を船積みできない」「貨物代金が決済されない」「投資先が事業不能となる」、「貸付金が償還されない」などにより損失を受けた場合にそれをカバーするもの。

サービスや知的財産に対して保険をかける場合や、投資や融資に対して保険をかける場合など、様々な保険商品がある。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社日本貿易保険
https://www.nexi.go.jp/topics/newsrelease/2019061001.html

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