2019-06-06 19:00
社会
ヤンゴン地域政府、不法居住者用低価格住宅建設プロジェクトを開始へ

住居の確保で女性に安全と安心を
ヤンゴン地域政府は、今後6ヶ月以内に、ヤンゴン地域における不法居住者に向けた低価格住宅建設プロジェクトの計画を発表し、6月3日、プロジェクト開始を祝う式典が行われた。このプロジェクトは、こうした不法居住者が分割払いで家を購入し、尊厳を持って暮らすことができることを目的とし、宿泊場所を緊急に必要としている人を優先する予定である。
ヤンゴン地域政府首相のピョー・ミン・テイン氏は、式典において、ヤンゴンプロジェクト銀行と将来の地域のための計画に焦点を当てて、次のように述べた。
「不法居住者に関しては、女性の地位を重要視しなければならない。女性に安全と安心を提供することによって、我々は、不法居住者の生活水準を改選することができる。」(プレスリリースより引用)
さらに、ピョー・ミン・テイン首相は、「準備には時間がかかるので、我々は、住宅建設プロジェクトを通して女性の地位を向上させることの一環として、Women for the Worldを含めた市民社会団体と協働することを計画している。」と語った。
ヤンゴン市開発委員会らの協力で低価格住宅に
ヤンゴン地域政府は市民社会団体と協力して、建設省とヤンゴン市開発委員会によって認められた土地に低価格の住宅を建設する。プロジェクトのための土地に関して、ヤンゴン地域政府は建設省とヤンゴン市開発委員会と協力しており、土地を分割払いで不法居住者に売却する場合、その価格は住宅のコストに組み込まれる。
ヤンゴンの不法居住者の人口は、ヤンゴン地域への投資増加とともに生まれた雇用を獲得するために、故郷を離れヤンゴンに向かう人々が多くいるために、増加している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/4/06/2019/id-17950
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