2019-06-07 12:00
経済
【ミャンマー】今年度の国内企業投資、170社超え

国内総投資額は1兆390億チャット超え
ミャンマー投資企業管理局(Directorate of Investment and Company Administration:DICA)によると、2018年10月1日から始まった現会計年度において、2019年5月29日までに国内企業177社が投資許可を受けたという。また、国内総投資額は、既存企業による増資を含めて1兆390億チャット(約735億円)を超えた。
DICAによると、国内投資は、不動産、製造業、ホテル・観光業、建設業、工業団地エネルギー業、鉱業、家畜、漁業業、農業、およびその他のサービス業に集中していたという。
ミャンマー投資法の下では、地域および州の投資委員会は、投資プロジェクトの検証を簡素化するために、500万米ドル以下の資本で投資提案を承認する権限を与えられている。
業種に応じて申請
ミャンマー投資委員会の承認を必要としないプロジェクトもあるが、政府にとって戦略的な企業は同委員会の許可が必要だ。また、500万米ドルを超える大規模な設備投資を行う企業や、環境や地域社会に影響を与える可能性のあるプロジェクトは、DICA提案審査チームの承認を得る必要がある。通常、そのようなプロジェクトは国有地を含むか、政府によって指定されているという。
ミャンマーでの事業立ち上げを迅速に進めるために、現在、政府は業種に応じてミャンマー投資委員会、あるいは地域や州の投資委員会に申請することを認めている。
外資だけでなく国内企業による投資の増加は、ミャンマー経済にとって喜ばしいことだろう。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/
ミャンマー情報省のプレスリリース
https://www.moi.gov.mm/news/
ミャンマー投資企業管理局(DICA)
https://www.dica.gov.mm/
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