2019-06-11 04:30
社会
SEEDS Asia、災害時の避難所などになる多目的ホールを引き渡し

引き渡し式典を開催 学校や避難所、雨季の遊び場に
SEEDS Asia(シーズ・アジア)が、学校や避難所の役割を持つ多目的ホールの引き渡しを、6月2日に実施したと、6月6日に発表している。SEEDS Asiaは、「コミュニティベースの災害リスク管理」や「防災と環境教育」、「人間の安全保障と持続可能な開発」、「貧困削減と防災」といった分野の問題解決のために活動を続ける特定非営利活動法人だ。
今回、学校や避難所、そして雨季の遊び場となる多目的ホールをナベーゴン村小学校に建設し、その引き渡し式典を、ミャンマー工学連盟と開催したとしている。
エヤワディ地域大臣らが出席 無償資金協力事業の一環
同式典には、エヤワディ地域ウーラーモー大臣や社会福祉救済復興省副ウーソーアウン副大臣など、多くの政府関係者のほか、子どもや村民合わせて400人以上も参加。スロープや深井戸掘削に寄付した個人寄付者も参加し、盛大な式典になった。多目的ホールの建設プロジェクトは、外務省日本NGO連携無償資金協力事業の一環として行われており、日本とミャンマーの個人及び企業からも寄付され実現に至っている。この多目的ホールと同式典の様子は、ミャンマーの国営放送や新聞で報じられ、包括的学校防災の重要性を全国的に知ってもらう機会となった。
(画像はSEEDS Asia ホームページより)
外部リンク
SEEDS Asia 活動ブログ
http://www.seedsasia.org/myanmer/8282
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