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2019-06-03 20:00

経済

トヨタ、ミャンマー・ティラワ経済特区に新工場

トヨタ
約130人の新雇用創出
トヨタ自動車株式会社(以下「トヨタ」)は5月30日、ミャンマー初となる同社の車両生産会社を設立し、2021年2月から人気車種「ハイラックス」の現地生産を開始することを発表した。

新設されるトヨタの車両生産会社「トヨタ・ミャンマー社(Toyota Myanmar Co., Ltd.)」は、トヨタが85%を出資し、残りの15%はトヨタグループの商事会社である豊田通商株式会社が出資する。

トヨタによると、投資額は約5,260万米ドルで、新工場はミャンマー最大の都市ヤンゴン南部にあるティラワ経済特区に建設する予定だという。

新工場では年間約2,500台の生産を見込んでおり、約130人の雇用が予定されている。

市場の将来を見越して輸入から現地生産へ
トヨタはこれまで、ミャンマー国内で輸入によりハイラックスをはじめ、ヴィオスやラッシュなどの車両を販売している。

しかし、経済発展に伴い、ミャンマーの新車需要が近年高まっていることから、伸びしろのあるミャンマー市場での着実な拡大を見据え、新工場の建設に至ったという。

さらに、ミャンマー産業界の発展のため、現地生産を通して人材育成にも取り組む。

なお、ティラワ経済特区は、日本が官民をあげて開発を推進している。

(画像はトヨタ自動車株式会社より)


外部リンク

トヨタ自動車株式会社
https://global.toyota/jp/

トヨタ自動車株式会社のプレスリリース
https://global.toyota/jp/newsroom/

豊田通商株式会社
https://www.toyota-tsusho.com/

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