2019-05-23 14:30
社会
タイ石油開発公社、口唇口蓋裂治療を行う「Alliance For Smiles」に10万ドルを寄付

ミャンマーの拠点の創立30周年を記念
タイ石油開発公社(PTTEP)は、ミャンマーの拠点が創立30周年の迎えたことを記念して、「Alliance For Smiles」に10万ドルを寄付し、ミャンマーにいる口唇口蓋裂の子ども100人を手術することに使ってほしいとの意向を示した。アメリカで創立された口唇口蓋裂治療プログラムを実施する団体である「Alliance For Smiles」は、世界中で、口唇口蓋裂の症状を持つ子どもと大人に無料の治療と手術を提供している。
Alliance For SmilesのディレクターであるTina Faschin氏は、「この疾患が起こる要因は妊娠初期にあり、乳児が口を開けた状態から口を閉じることができなくなる。このチャリティ活動は、患者を持つ家族や地域社会にとって、非常に有益である。」と述べた。
また、病状の原因がまだ知られていなくても、遺伝子、母親が薬を飲んだこと、栄養の欠如、有害物質を含んだ環境などが、胎児の発育における異常の原因であることは既にわかっていると説明した。
手術費用などに活用
記念のイベントには、PTTEPミャンマーのゼネラルマネージャーであるPiya Sukhumpanumet氏、Alliance For Smileの代表であるKarl Wustrack氏、ディレクターのTina Fischins氏、招待客、メディア関係者などが参加した。Piya Sukhumpanumet氏は、「口唇口蓋裂の子どもたちは、食事や生活、発音、外見で困難に直面しており、それによって、自尊心や自信を持てないなどの心理的弱さを引き越してしまう。」と述べた。
さらに、口唇口蓋裂は、手術によって症状を改善することができることから、子どもたちが自分を認め自信を持った笑顔になること、物理的な利益を得るための手伝いができることを嬉しく思うと語った。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/15/05/2019/id-17683
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