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2019-05-23 13:00

経済

ネピドーで土壌地理データベース開発に関するワークショップが開催

土壌
栄養価の高い食物を生産するために土壌を管理
5月13日、ネピドーにあるパークロイヤルホテルにおいて、「大規模土壌地理データベースに基づくエキスパートシステムの開発」に関するアセアン・ロシア共同プロジェクト第3回ワークショップが開催された。ワークショップは17日まで行われる。

ワークショップで、農業・畜産・灌漑省のアウン・トウ大臣は、「土壌地理データベースの専門家は、栄養価の高い食物を生産することにおいて主要な役割を果たす土壌に関する知識と技術、経験を共有することを通して発展する。土壌の開発パートナー組織との協力は、土壌管理、知識の開発、研究、情報、データベースという5つの分野において実施されなければならない。」と述べた。

また、アウン・トウ大臣の説明によると、土壌は、世界中の自然環境の緑化と栄養価の高い食料の生産において重要な役割を果たしており、生物学的プロセスの変化、きれいな水を得ること、気象プロセスの持続可能な発生、人間の生活と生計を支えている。

さらに、人口増加と気候変動のために、世界はより多くの食料を生産するという要求の高まりと土壌の劣化という問題に直面しており、これらの問題を解決するための最善の方法は、地域および国際的な専門家が協力し、それに取り組むことである。

ロシア・タイ・ミャンマーの専門家が意見交換
続いて、農業研究局のNaing Kyi Win局長が、ミャンマーの土壌地理データベースグループについて説明し、さらに、ロモノーソフ・モスクワ国立総合大学のプロジェクトマネージャーであるIrina O. Alyabina博士とOleg M. Golozubov氏が、このプロジェクトとロシアの土壌データセンターについて説明した。

ワークショップの目的は、ロシア・タイ・ミャンマーの専門家が、土壌地理に関するニュースや情報を交換し、データベースに土壌の基本情報を入力し、土壌の劣化を防ぎ、土壌のリソースを維持することである。

第1回のワークショップは、2018年5月14日から19日までモスクワで開催され、第2回は、2018年12月3日から7日までタイのバンコクで開催された。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/14/05/2019/id-17676

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