2019-05-20 03:00
経済
中国電力と四国電力、ミャンマーの火力発電事業へ出資参画

中国電力と四国電力がそれぞれ28.5%ずつ出資
中国電力株式会社(以下「中国電力」)と四国電力株式会社(以下「四国電力」)は5月16日、ともにミャンマーのヤンゴン管区で商業運転中の天然ガス火力発電事業に出資参画することを発表した。中国電力によると、同社のシンガポール子会社である「Chugoku Electric Power Singapore Pte. Ltd.」を通じて、同プロジェクトの権益を取得する売買契約を運営会社であるタイのエンジニアリング企業のTTCL社(TTCL Public Company Limited)と15日に締結したという。
出資比率は、TTCL社が43%、中国電力と四国電力がそれぞれ28.5%ずつ。中国電力と四国電力がミャンマーでの発電事業に参画するのは今回が初めてである。
海外事業の成長分野との位置づけ
同プロジェクトは、ヤンゴンで運転中のコンバインドサイクル天然ガス火力発電所である「アーロン火力発電所」で発電した電気を、長期売電契約に基づきミャンマー発電公社に売るというものだ。同発電所の出力は12.1万キロワットで、2013年4月に営業運転を開始している。
中国電力と四国電力は国内の電気事業の競争が激化する中、同プロジェクトを海外事業の成長分野と位置づけ、これまでに培ったノウハウを活用し、収益力の強化に取り組むという。
(画像は四国電力のプレスリリースより)
外部リンク
中国電力
http://www.energia.co.jp/
四国電力
https://www.yonden.co.jp/
中国電力のプレスリリース
http://www.energia.co.jp/press/
四国電力のプレスリリース
https://www.yonden.co.jp/press/
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