2019-05-10 11:00
社会
ヤンゴン空港で着陸失敗事故、少なくとも11人が負傷

数カ国の人々が乗機
ミャンマーのヤンゴン空港で5月8日夜、乗客30人と乗員6人を乗せたビーマン・バングラデシュ航空(Biman Bangladesh Airlines)の飛行機BG060が着陸に失敗。少なくとも11人が負傷したものの、死亡者は出ていない。空港運営者であるYangon Aerodrome Company Limited(YACL)の広報担当者によると、同機はバングラデシュの首都ダッカ(Dhaka)発の便で、事故は午後6時51分に発生したという。
空港の警察官は、
「パイロット、CA1人、乗客9人が軽傷を負った」(Channel News Asiaより)
と述べた上で、ターミナル3の近くにある貨物滑走路に着陸したとき事故が発生し、飛行機の先端と両翼が損傷したことをつけ加えた。滑走路近くの芝生の上に横たわる同機の写真からも、オーバーランしたことが伺える。
なお、乗客はバングラデシュ、ミャンマー、カナダ、中国、インド、フランス、スイスの人々で、日本人はいなかった。また、負傷者が17人と報じるメディアもあり、情報が錯綜している。
原因は天候か
事故後、ヤンゴン空港は一時閉鎖され、ヤンゴンに着陸予定の他の便は首都ネピドーに転送されたが、すでに再開されている。事故原因については分かっていないが、事故当時、ヤンゴン空港周辺では激しい雨が降り、視界が悪かった。
YACLによると、ミャンマーの民間航空局と航空事故調査局の代表が事故を報告し、今後、全面的な調査が行われる予定だという。
(画像はChannel News Asiaより)
外部リンク
Eleven injured as plane slides off Myanmar runway
https://www.channelnewsasia.com/
Passengers injured as Biman aircraft skids off Yangon runway in rain
https://www.mmtimes.com/
At least 17 hospitalised as plane crashes at Yangon airport
https://frontiermyanmar.net/
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