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2019-05-09 20:00

社会

ヒルトンホテル・ミャンマーが使用済みコーヒーの燃料化プログラムを開始

ヒルトン
レンガ状に成形し炭の代用として活用
ヒルトンホテル・ミャンマーが、使用済みのコーヒー粉を活用するプログラム「コーヒー・ブリックス」をスタートした。

5月4日、マンダレーのヒルトンホテルでは、コーヒー・ブリックス初のデモンストレーションが行われた。会場では、乾燥させた140キロ以上のコーヒー粉を練って、レンガ型に成形する過程を実演した。コーヒー粉は2ヶ月以上かけて集められたものだ。

成形されたコーヒー粉は、炭に変わる燃料として活用する。コーヒー粉は木炭よりエネルギーが高く、より高い温度を発生させる。ヒルトンホテルでは主に、BBQ用の燃料として使用するという。

長期的な環境保護を目的とする100周年の社会貢献事業 
ヒルトンホテルは今年創業100年を迎えた。コーヒー・ブリクスは100周年事業のひとつで、企業の社会的責任を強化するためのプログラムだ。

ミャンマーでは主な燃料として木炭と薪が使用されている。ヒルトンホテルは、このプログラムにより代替燃料の使用を促進し、森林の破壊を減少させることを目的としている。

ヒルトンホテル・ミャンマーの総合マネージャーは、
使用済みコーヒー粉のリサイクルすることで、きれいなエネルギーを提供できる。また、埋立地や水路に排出される量を軽減することもできる。(The Nationより)

と語っている。

(画像はThe Nationより)


外部リンク

The Nation
https://www.nationmultimedia.com/detail/Corporate/30368948



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