2019-05-03 04:00
社会
ヤンゴン専門病院建設に向けた起工式を開催

日本政府から多額の資金供与
4月28日、日本が支援する新しいヤンゴン専門病院を建設するための起工式が行われた。日本政府は、この病院の建設に86億円を提供し、一方、ミャンマー政府の保健・スポーツ省は、このプロジェクトに420億チャットを投資することとなっている。
式典において、保健・スポーツ省のミィン・トゥエ大臣は、次のように述べた。
「病院が開設されると、心臓病、心臓外科、神経内科、脳神経外科を含む医療サービスを提供するとともに、指導を推進する予定である。」(プレスリリースより引用)
そして、ヤンゴン地域政府のピョー・ミン・テイン氏は、新しい専門病院が設立されることを歓迎し、これは、ミャンマーと日本との間の協力と友好の大きな象徴であると語った。
また、在ミャンマー日本大使である丸山市郎氏は、「安倍晋三総理大臣が、約束した病院の建設着手を喜んでいる。」と述べ、約40年前に国際協力機構(JICA)によって建設された新ヤンゴン総合病院の全面的な改修について、正式に検討することを約束した。
さらに、JICAミャンマーの事務所長である唐澤雅幸氏は、新しい専門病院が心臓および神経内科と脳神経外科に関連する医療サービスを推進すると述べた。
マラリアなどの共同研究センターも視察
式典では、その後、ヤンゴン地域首相、ヤンゴン地域議会の代表、ヤンゴン地域政府社会保障担当大臣、日本大使、その他の高官が杭打ちを行った。そして、保健・スポーツ省のミィン・トゥエ大臣は、午後、ヤンゴンの医学研究部にある、マラリアや看護、助産の進歩に関する共同研究センターの会議に出席した。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省 プレスリリース
http://www.moi.gov.mm/29/04/2019/id-17491
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