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2020-07-02 19:30

社会

ミャンマー、新型コロナで自宅待機措置が講じられたすべての地区が解除に

自宅待機措置解除
最も感染者が多かったインセイン郡区
ミャンマー保健・スポーツ省(Ministry of Health and Sports:MOHS)は、新型コロナウイルス(COVID-19)により講じられていたヤンゴン市インセイン郡区(Insein Township)の自宅待機(Stay-at-Home)措置が7月1日で解除されたことを発表した。

ヤンゴンはミャンマーの中でCOVID-19の感染数が最も多い地域で、5月に10の郡区で自宅待機措置が課されていた。段階的にインセイン郡区以外の地域は解除されていたが、今回の解除によりすべての地区で自宅待機措置が解除されたことになる。

ヤンゴンではこれまでに209人が感染し、そのうちインセイン郡区での発症が最も多く、49人に上るという。

自宅待機措置とは、仕事に行くときを除いて家にとどまることが要求され、食料等の買い出しは1世帯に1人だけが許可されていた。また、必要な治療を受けるために病院やクリニックへ行く場合は、2人での外出が許されていたという。一方、住民が何らかの理由で外出しなければならないときには、地区の行政官に許可を求める必要があった。

パンデミック制御にある程度成功
MOHS傘下の保健リテラシー推進ユニットのThan Naing Soe氏は、
「我々はすべての人々の協力を得て、国内でパンデミックをある程度制御した」(XINHUA NETより)
と述べている。

ミャンマーの事実上のリーダーであるアウンサンスーチー(Aung San Suu Kyi)国家顧問によると、現在、自宅待機措置が講じられている地区はないものの、大規模な集会は引き続き禁止されているという。

なお、6月30日時点のミャンマーのCOVID-19感染者は299人で、死者は6人である。

(画像はThe Irrawaddyより)


外部リンク

Myanmar Lifts Last Stay-at-Home Restrictions at Its COVID-19 Epicenter
https://www.irrawaddy.com/

Myanmar gov't lifts stay-at-home orders in all designated townships
http://www.xinhuanet.com/

Myanmar lifts the stay-at-home orders
http://mizzima.com/

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