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2020-06-30 16:00

社会

新型コロナの影響を受けるミャンマーへのサポート

コロナ
2つの「友好橋」
2020年6月25日、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会は、ミャンマーにおける新型コロナウィルスの影響について、報告した。

タイとミャンマーの国境には、両国を結ぶ2つの「友好橋」がある。

第一友好橋は主に、人(旅行者や移民労働者など)移動に使われている。第二友好橋は大型トラック向けの橋で、大型トラックは、車などの輸出入品を運んでいる。新型コロナウィルスの影響を受けて、第一友好橋は3月末より閉鎖中だ。

第二友好橋は閉鎖はしていないが、輸送する物量は減少している。二友好橋は昨年に開通したが、現在も未完成という話もある。移民としてタイで働いているミャンマー人も多いが、第一友好橋の閉鎖により、多くがミャンマーに戻ってきた。

ミャンマーに戻ってきた人々
3月24日のThe Irrawaddy記事によると、ミャンマーに戻ってきた人の数は、約17,000人にも上る。ミャンマーの大きな街ミャワディでは、このような人々を受け入れる為の施設を用意している。

しかし、全員分の施設を短期間で準備することは難しい為、シャンティ国際ボランティア会では、ミャワディ付近のレイケイコー村にて、一時的に人々を受け入れている。外部団体からの支援のもと、これまでに2回、必要な物資も村民に配布した。

1回目は衛生用品(石鹸やマスクなど)を配布、2回目は更に、女性向けの用品も配布、お年寄りがいる家庭には少額の現金を渡した。

(画像はシャンティ国際ボランティア会のホームページより)


外部リンク

シャンティ国際ボランティア会
https://sva.or.jp/

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