2020-07-04 19:30
社会
Space BD、ミャンマーの超小型衛星開発プロジェクトに超小型衛星放出サービスを提供へ

北海道大学やMAEUなどによる共同プロジェクトに参画
Space BD株式会社(以下、Space BD)が、ミャンマーの超小型衛星開発プロジェクトに超小型衛星放出サービスを提供すると7月2日に発表した。北海道大学は現在、東北大学及びミャンマー航空宇宙技術大学(以下、MAEU)とともに、ミャンマーの超小型衛星開発プロジェクト第1号機の研究開発を進めている。
そこで今回、宇宙産業における総合的なサービスを展開するSpace BDは、北海道大学と衛星打ち上げ及び、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」からの放出業務委託契約を締結し、超小型衛星放出サービスを提供していくことになった。
大規模自然災害の監視や圃場の精緻な情報などを提供へ
ミャンマー超小型衛星1号機では取得した画像データを活用して、ミャンマーで起こりうる大規模自然災害の監視や、圃場の精緻な情報などを提供していく予定だ。今回の1号機のほかにも5年以内に2機の超小型衛星開発・打ち上げを実施していく計画があることも明らかになった。Space BDは、「きぼう」から放出に向けた一貫型の衛星打ち上げ・放出サービスを提供。今後はアジア・オセアニア地域との国際協調プロジェクトの具現化などを推進していく考えを示している。
(画像はプレスリリースより)
(C)JAXA/NASA
外部リンク
Space BD株式会社 プレスリリース
https://space-bd.com/news/20200702.php
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