2020-06-27 05:00
社会
シャンティ、ミャンマー・カレン州の村での新型コロナウイルス対策について紹介

国境支援事業事務所CRC担当のカイン氏が紹介
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(以下、シャンティ)のミャンマー国境支援事業事務所スタッフ・山内氏が、カレン州の村での新型コロナウイルス対策がどのようになっているのかミャンマー国境支援事業事務所CRC(コミュニティリソースセンター)担当のカイン氏に聞き、その内容を6月25日のシャンティブログで紹介した。CRC事業を展開している村には、新型コロナウイルスの影響によって規制が厳しくなったため4月ごろから入ることができなくなった。現在は村に入れるようになったものの、レイケイコームラでは検温などを実施してタイから戻ってきた移民を受け入れるようにしている。
また、村の近くにある大きな街・ミャワディにはそういった人を受け入れるための施設を設置していた。自主隔離のために一時的にレイケイコー村に滞在した人も、今では各自帰村している。
外部団体からの支援を受けて衛生用品などの配布も
レイケイコー村では外部団体からの支援を受けて、村民に対してマスクや石けんといった衛生用品に加え、女性向け用品やお年寄りがいる家庭に少額のお金を配布した。村内の学校はまだ閉鎖されているほか、村内に仕事がないためタイ側に出稼ぎに行っている人も多くなっている。
CRCは一時的な閉館を余儀なくされていたが、マスクの着用や入館前の手洗い徹底を利用者に呼びかけて現在では再開している。
(画像はシャンティ ホームページより)
外部リンク
シャンティブログ
https://sva.or.jp/wp/?p=38690
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