2020-06-27 03:00
文化
ミャンマーでも愛されている納豆

ミャンマーで愛されている「納豆炒め」
2020年6月19日、森枝幹シェフはミャンマーで愛されている「納豆炒め」を紹介した。ミャンマーでは、薬味や香味野菜と炒めた納豆をライスにのせて食べる、ドライカレーのようなスタイルが主流だ。
サラダ油を引いたフライパンを用意する。次に、みじん切りにした白ネギと生姜、ニンニクを用意したフライパンで炒めながら、柚子胡椒も足す。最後に、ミニトマトと納豆を加えて、
強火で炒めながら、納豆の粒を軽くつぶしていく(約5分)。
糸がへり、全体的にまったりとした納豆を熱々のライスにのせれば、完成だ。柚子胡椒は、乳酸菌による発酵食品である。柚子の皮と青唐辛子で胡椒を仕込んで作ることができる。
夏にぴったりの料理
納豆炒めは、柚子胡椒の辛さと納豆の濃厚な旨味、トマトの酸味が楽しめる。ネバネバ食感や納豆の香りもないので、納豆が苦手な人も大丈夫だ。冷たいビールにも合う、夏にぴったりの料理である。アジアでは、調味料や保存食になっている納豆が多い。香辛料と混ぜたペースト状のもの、乾燥させて粉やシート状にしたもの等、種類も豊富だ。
納豆は奈良時代、唐(中国)に渡った日本人僧によって、紹介されたという話がある。この時、紹介されたのが、糸を引かない「塩辛納豆」だ。
塩辛納豆は納豆菌を使わない。大豆を加熱した後、麹菌と塩水で発酵・乾燥させる。
(画像はみんなの発酵BLENDのホームページより)
外部リンク
みんなの発酵BLEND
https://www.hakko-blend.com/
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