2020-06-15 10:00
社会
【ミャンマー】国際線乗り入れなどの規制措置を延長 6月30日まで

帰国者の感染が相次ぐ
ミャンマーの新型コロナウイルス(COVID-19)予防・管理・治療に関する中央委員会は、6月15日まで延長されていた規制措置を同月30日まで延長することを決定した。この決定により、ミャンマーの民間航空局(Department of Civil Aviation:DCA)もヤンゴン国際空港への国際線の乗り入れ制限を30日まで延長した。
同国保健・スポーツ省(Ministry of Health and Sports)の発表によると、13日時点でCOVID-19の感染は261人で、そのうち165人が回復し、6人が死亡したという。
ミャンマーでは海外で足止めされていた国民の帰国が相次いでいるが、5月16日から6月11日の午後8時までに、帰国者74人から感染が確認されており、水際対策の強化は必須といえる。
一部で緩和措置も
ミャンマーではこれまでCOVID-19の蔓延を防ぐために国家レベルの措置がとられ、国際線乗り入れのほか、夜間の外出禁止命令やマスク着用、5人以上の集会の禁止なども制限されているが、これらの制限も国際線乗り入れと同様に30日まで延長されている。ただし、職場または病院への行き帰り、許可された市場およびモールでの取り引き、商品の輸送、裁判手続き、葬儀などは5人以上の集会となっても免除されるという。
一方、学校の再開や政府部門、組織、企業、工場、ワークショップでの職務遂行などの制限が緩和され、保健・スポーツ省のガイドラインに従ってセミナー、会議、トレーニングなどへの出席が可能となり、飲食サービスの運営も許可されている。
(画像はMYANMAR TIMESより)
外部リンク
Myanmar extends COVID-19 control measures, flight restrictions
https://www.mmtimes.com/
Myanmar extends virus preventive measures until 30 June
https://elevenmyanmar.com/
Myanmar gov't extends COVID-19 related preventive measures until late June
http://www.xinhuanet.com/
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