ミャンマーニュース

ミャンマー郵電公社（以下、MPT）が、教育省が展開する「ミャンマーデジタル教育プラットフォーム（以下、MDEP）」へのデータ通信アクセスを、6か月間無料にすると6月10日に発表した。

2020年度から2021年度に新たな教育カリキュラムが予定されていたものの、新型コロナウイルスの影響で、従来のオフラインでの教師トレーニングプログラムができないため、教育省がリモートで学習・トレーニングができるトレーニングプラットフォーム「MDEP」を展開している。

MPTは社会的責任のあるミャンマー国内の主要な電子通信事業者として、「MDEP」へのデータ通信アクセスを、6か月間無料にするサポートを6月10日から教育省に提供していく。

MPTは、CSRイニシアチブの主要な柱の1つとして「教育」を掲げており、教育リソースとコミュニケーションツールへ幅広くアクセスを可能にすることは、州と地域全体において戦略的優先事項としている。

今回のデータ通信アクセス無料化のほかにも、同社はヤンゴンの看護大学と連携した革新的な看護学士プログラムを行っており、ミャンマーの教育セクターの発展に大きく貢献している。

教育セクターが看護学校や大学とより良いコミュニケーションと、情報共有が行えるように支援するため、全国の看護関連トレーニングスクールには光ファイバーインターネット環境を提供。2018年以降、500以上の教育及び保健機関に無料のインターネットアクセスを提供している。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

MPT プレスリリース
https://www.mpt.com.mm/