ミャンマーニュース

カタールのドーハに本社を置く国際的な電気通信プロバイダーのオレドー（Ooredoo）は6月2日、最低でも6ヶ月間、ミャンマー教育省（Ministry of Education）がミャンマー・デジタル・エデュケーション・プラットフォーム（Myanmar Digital Education Platform：MDEP）に無料でアクセスできるようにサポートすることを発表した。

ミャンマーでは新学年が始まる前の休みに教師が新たなシラバスのトレーニングを受けるが、新型コロナウイルス（COVID-19）の影響で社会的距離の確保などの措置が講じられているため、通常のトレーニングができなかった。

しかし、オレドーのサポートにより、ミャンマー全土にいる45万人の教師はどこからでもMDEPにアクセスでき、オンラインのトレーニングを受けられるだけでなく、教科書、教師用ハンドブック、トレーニングビデオ、その他の教育リソースに無料でアクセスできるという。

教師はデータの利用量やコストを気にすることなく、生徒とともにミャンマーの最速のモバイルネットワークでデジタル学習の機会を楽しむことができる。

オレドーは教育の重要性を理解し、さまざまなCRSプロジェクトで教育セクターをサポートしている。今回のサポートも“人々のデジタルライフを豊かにする”というオレドーのビジョンに沿ったものだという。

オレドー・ミャンマーの責任者であるTint Naing Htut氏は、と述べた上で、サポートによりコミュニティに恩返しができることを喜んだ。

なお、アクセスが無料になるのは、オレドーのSIMカードを利用している者に限る。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

オレドー・ミャンマー
https://ooredoo.com.mm/

オレドー・ミャンマーのプレスリリース
https://ooredoo.com.mm/aboutusnews