2020-06-03 19:00
社会
シャンティ、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプでの「人形劇」の様子を紹介

難民キャンプ内で図書館活動を周知するためのイベント
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(以下、シャンティ)が、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプで行われた「人形劇」の表舞台と、完成までの舞台裏を6月1日のシャンティブログで紹介した。この「人形劇」は難民キャンプ内で図書館活動を周知するためのイベントの1つで、子供が笑ったり怖がってくれたりと反応が帰ってくると、演じているスタッフ側にも熱が入っていった。スタッフは、「人形を通じて観客と一体になることができ、人形劇の持つ力が感じられた。」としている。
人形・小道具・台本を手作り 台本を用いて稽古を開始
「人形劇」の舞台裏ではスタッフが環境問題・健康・平和などといったテーマを定めて、台本を作成。人形・小道具を手作り若しくは店で購入して準備する。シャンティの事務所でスタッフが練習したのちに、各難民キャンプの図書館青年ボランティアの前で手本を見せて稽古を開始。キャラクターごとに声で印象を変える練習が最も苦労した。「さんびきのこぶた」や「あかずきんちゃん」などで使用するオオカミは、ひと目で怖いオオカミだと思ってもらえるように口や歯の角度や大きさなど、試行錯誤を繰り返して完成に至っている。
このブログの内容は、シャンティが発行するニュースレター「シャンティVol.303(2020年冬号)」に掲載された内容だ。同ニュースレターは、会員・アジアの図書館サポーターを対象に年4回郵送している。
(画像はシャンティ ホームページより)
外部リンク
シャンティブログ
https://sva.or.jp/wp/?p=38497
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