2020-05-26 05:00
社会
ナインヤダナ・タンルイン、ミャンマー国内市場向けにマスクの生産を開始

国内市場向けに1日あたり3万から4万枚のマスクを生産
マンダレー管区にある地場企業のナインヤダナ・タンルインが、ミャンマー国内市場向けにマスクの生産を開始したと、日本貿易振興機構(以下、ジェトロ)が5月22日に報じた。同社は国内市場向けに1日あたり3万から4万枚のマスク生産を開始し、1枚あたり290チャット程度で受注している。中国で新型コロナウイルスが流行した初期段階からマスク生産事業に着目、感染予防は長期的な取り組みとなることを想定し、国内産マスクとして着実なシェア獲得を目指す。
アウンサンスーチー国家最高顧問もマスク生産を高く評価
アウンサンスーチー国家最高顧問もFacebookにおいて、手づくりマスクのデザインを競う大会を開催し、国民のマスク着用を習慣化しようとしているため、ナインヤダナ・タンルインのマスク生産を高く評価。中国からのマスク輸入が増加し、市場では350チャットから550チャットという高値で流通しており、国民が手軽に購入できる価格になっていない現状がある。そこで国内生産が活発化すれば、マスクの価格が安定し、手軽に購入できる価格になることが見込まれている。
(画像はジェトロ ホームページより)
外部リンク
ジェトロ ビジネス短信
https://www.jetro.go.jp/
関連する記事
-
2025-05-04 09:00
-
2025-04-30 18:30
-
2025-04-26 16:30
-
2025-04-24 09:30
-
2025-04-19 09:30