ミャンマーニュース

ミャンマーの大手民間商業銀行Co-operative Bank（以下、CB Bank）は、金融誌のAsiamoneyから、「最優秀デジタル銀行」、「最優秀コーポレート＆インベストメント銀行」、「最優秀国内銀行」という3つの賞を受賞した。

Asiamoneyは、Eurommoneyの関連誌で、この賞は、厳格な審査プロセスを通じて金融サービス業界の発展に向けた重要な業績と貢献を行った銀行などの優れた金融機関を表彰するものである。

CB Bankが最優秀デジタル銀行を受賞したのは3回目。これらの賞は、デジタル技術を使用することに焦点を置き、顧客のための銀行体験を強化し、銀行全体の組織的プロセスを改良することに継続的に注力してきたことが認識されたものである。

ミャンマーでは人口の約90％が銀行を使用していない国であり、銀行業界に参入している民間企業は非常に少ない。その中で、1992年に設立されたCB Bankは知名度があり、小売、中小企業、大企業を対象とする戦略で、興味深いデジタルアプローチによる強みを持っている。

CB Bank は2014年にはモバイルバンキング、2018年にはCB Payアプリを導入した。同社のスマートフォンベースのプラットフォームを通じて、POS技術を備えた企業をターゲットにしており、タップアンドゴーの簡単な決済システムで消費者にアピールしています

同社のスマートフォンベースのプラットフォームを通じて、POSテクノロジーを備えたビジネスをターゲットにしており、タップアンドゴーの簡単な決済システムで消費者にアピールしている。また、通信会社Ooredooと提携し、銀行会社の口座を同社のeウォレットアプリとリンクした。

2017年には、ミャンマーで最初に小売および企業向けクレジットカードを発行するとともに、ATMネットワークを拡大し、全国に25の新しい支店を開設している。

現在、多くの外国銀行が市場に参入しており、一部の地元企業は競争を懸念しているが、CB Bankは海外のクライアントにアクセスできるようにパートナーシップを確立する機会を受け入れている。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

CB Bank Press Releases
https://www.cbbank.com.mm/en/media-release/3784