2020-05-06 02:15
社会
AMDA社会開発機構のスタッフがミャンマーで考えた「手洗いと歯にまつわる話」

新型コロナウイルスの感染予防につながる「手洗い」
特定非営利活動法人AMDA社会開発機構(以下、AMDA社会開発機構)のスタッフである渡辺 陽子氏が、ミャンマーで考えた「手洗いと歯にまつわる話」を4月28日のスタッフブログで紹介した。同氏は新型コロナウイルスの感染予防のために、毎日欠かさず手洗いと歯磨きを行う。居住地のヤンゴンでは、3月からバス停の近辺などに簡易手洗い場が設置されており、ミャンマー人も感染予防に努めているとしている。毎年賑わいをみせる4月中旬の「水祭り」の時期でも、人通りが少なくなった。
ミャンマーでの「歯の事情」 スタッフの息子に質問
渡辺 陽子氏は、パウッ事務所の会計士であるマテテ氏の息子に、歯医者に行ったときのことを質問し、ミャンマーでの「歯の事情」についても話をまとめている。食事中に息子が歯の痛みを訴えたが、マテテ氏が歯医者に連れて行ったところ乳歯に虫歯があることが判明。どこの歯医者に連れて行ったのかを同氏に伺ったところ、人口およそ20万人のパウッには歯の検査や治療の設備がしっかり整っていないため、隣町・パコクの私立の歯科医院だったとしている。
歯の治療に関してだけでなく、歯磨きの指導や予防のための説明がしっかりされ、息子も歯医者の教え通り、1日2回の歯磨きを続けているとした。歯磨きや手洗いは続けることが大切であると同時に継続が難しい。しかし渡辺 陽子氏は簡易手洗い場のように、アイデア次第で改善できることもあるとしている。
(画像はAMDA社会開発機構 ホームページより)
外部リンク
特定非営利活動法人AMDA社会開発機構 スタッフブログ
https://www.amda-minds.org/staffblog_200428/
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