2020-05-06 12:00
社会
ミャンマー国軍将校5人がモスクワで新型コロナに感染 国内でも兵士が感染

勉学や訓練でモスクワに滞在
ロシアのモスクワにいるミャンマー国軍の将校5人が、新型コロナウイルス肺炎(COVID-19)に感染したという。すでに将校3人の感染が確認されており、今回は新たに訓練生2人の感染が確認された。最初にロシアでミャンマー人将校のCOVID-19感染が確認されたのは4月28日で、ロシア運輸大学(RUT)に通う将校2人、モスクワ電力工学研究所(MPEI)に通う将校1人、計3人であった。
これらの大学はすでに3月からオンライン授業となっていたが、COVID-19に感染したロシア人大学生が寮を訪れたことで感染が拡大したという。
ミャンマー国軍はモスクワで感染が確認されたミャンマー国軍将校5人に関して声明で、
「彼らの状態はよく、ロシア保健省の取り決めによりモスクワ近くの保健センターで治療を受けている」(MYANMAR TIMESより)
と述べている。ミャンマー国内でも兵士が感染
ミャンマー国軍最高司令官事務所は5月4日、国内でも兵士1人がCOVID-19に感染したここを声明で発表。ミャンマーで兵士の感染が確認されたのは今回が初めてである。声明によると、兵士は発熱、喉の痛み、下痢を起こした後、5月1日に国軍病院で検査を受け、4日に感染が確認されたという。
兵士は安定した状態で、同兵士と接触があったすべての人が隔離されている。
なお、4日時点でミャンマーのCOVID-19感染者は161人で、約3,300人が隔離されているという。
(画像はThe Irrawaddyより)
外部リンク
Tatmadaw reports first COVID-19 positive soldier
https://www.mmtimes.com/
Two More Myanmar Military Officers Catch COVID-19 in Moscow
https://www.irrawaddy.com/
Myanmar reports first COVID-19 case in armed forces
https://www.aa.com.tr/
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