2020-04-15 07:30
社会
ミャンマー、ワッチェ慈善病院における手術活動終了後の様子を報告

医師の帰国ギリギリまで手術活動を実施 空港まで見送り
ジャパンハートのアドバンスドナースである大橋 理世氏が、ワッチェ慈善病院における手術活動終了後の様子を、4月13日に報告した。ワッチェ病院では、手術活動期間の最終日ギリギリまで、ジャパンハートの創設者である吉岡先生が手術を行っており、全ての予定が終わるまで気が抜けない状況にある。
全ての手術が終わると、吉岡先生やミャンマー人医師を、全スタッフで空港まで見送りをするが、そのあとも術後管理の期間となり、看護師たちは患者の処置や抗生剤の調整など、忙しい日々が続く。
医療費の負担が増加するため、早期退院を求める患者も
日本の医療現場と異なる点は、ミャンマーでは入院期間が長期になればなるほど、医療費の負担が増加するため、早期退院を求める患者が多いということだ。そのため、患者の傷の状態から家族が処置できるのか判断して、看護師が一緒に処置の練習をする場合もある。大橋 理世氏によれば、家族に処置をしてもらうことで、安心感が高まり、患者の痛みが緩和される様子もみられるとしている。
手術活動の終了は、次の手術活動が始まっていることを意味しており、片付けや準備を行う。同氏は今後も、可能な限り多くの患者に必要な医療を提供していきたいとしている。
(画像はジャパンハート ホームページより)
外部リンク
ジャパンハート 活動レポート
https://www.japanheart.org/
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