2020-04-07 19:00
文化
祝日で知るミャンマー

仏教との深い関係
2020年3月25日、JTBはミャンマーの祝日をホームページで紹介した。ミャンマーでは、仏教の考え方から誕生した祝日と、「国家の成り立ち」深く関係する祝日日(独立記念日や国軍記念日など)がある。
ミャンマーと仏教の関係は深く、国民の89%は仏教徒と言われている。仏教に関係する祝日は様々な祭りを行い、盛大に祝う。
ミャンマーの新年
仏教の祝日で特に大きいのが「ミャンマーの新年」と「水まつり」だ。ミャンマーの新年は毎年4月前後に制定される。仏教の祝日は旧暦やビルマ暦に準じている。この為、新暦(西暦)に準じる祝日と違って、毎年日付が変わる。ミャンマーの新年の前には、水まつりがミャンマー全土で実施される。水まつりでは、1年の終わりを祝って、水で清める行事だ。この祭りは水で清めて祝うことから、「水かけ祭り」とも呼ばれる。
水まつりが終わると、ミャンマーは新年を迎えて、長い休暇に入る。この長い休暇の間、見習い僧として一時出家する男子や男性も多い。
「タバウンの満月のお祭り」は毎年3月頃に開催、「仏塔の建立によい日」の祭りだ。
「カゾンの満月のお祭り」は、仏陀が悟りを開いた祭りと言われている。雨季(雨安居・うあんご)の始まりには、「ワソの満月のお祭り」がある。約3カ月の雨季の間、僧侶は寺院で修行することが多い。
雨季明けでは、「タディンギットの満月の祭り」があり、盛大な火祭りで修行の終わりを祝う。パゴダに衣を寄進する「タザウンモンの満月のお祭り」も有名だ。
(画像はJTBのホームページより)
外部リンク
JTB
https://www.jtb.co.jp/
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