2020-03-29 11:00
経済
ティラワ経済特区、新型コロナ感染拡大でも80以上の工場が稼働

政府の指示に厳密に従いながら
ミャンマー・ティラワ経済特区管理委員会のThan Than Nwe委員長は、新型コロナウイルス肺炎(Covid-19)が世界的に大流行する中、同経済特区の80以上の工場が通常通り稼働していることを明らかにした。工場が稼働しているため、1万2000人以上の従業員も通常通りに勤務している。
同委員長は、
「経済特区の工場は通常通り稼働しているが、ティラワ経済特区管理委員会は、大統領府、保健・スポーツ省、およびヤンゴン管区政府の指示に厳密に従っている」(プレスリリースより)
と述べ、手洗いの徹底やお互いの距離に留意していることを明らかにした。また、Covid-19の疑いのある患者が見つかった場合は、地元の保健局に通知することになっているという。
ティラワ経済特区とは
ティラワ経済特区は、ミャンマー最大の商業都市ヤンゴンから南東20キロメートルに位置する同国初の経済特区で、日本が官民をあげて推進するプロジェクトだ。2013年以降、日本政府が円借款を通じでインフラを整備し、ミャンマー政府とともに開発を進めている。
すでに20か国以上113の企業がティラワ経済特区で事業を展開し、そのうちの80以上の企業が現在稼働。正社員や建設労働者を含む2万人以上が同経済特区で働いている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/
ミャンマー情報省のプレスリリース
https://www.moi.gov.mm/news/
ミャンマー・ティラワ経済特区 プロジェクト概要
http://japanmyanmar.or.jp/
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