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2020-03-27 22:00

経済

スズキ、ティラワ経済特区に四輪車の新工場を建設

スズキ
ミャンマー自動車市場の需要増加に対応
スズキ株式会社は、同社のミャンマーにおける四輪生産販売子会社であるスズキ・ティラワ・モーター社が、ミャンマー市場の拡大に伴い、四輪車の溶接、塗装、車体組み立てを行う新工場を建設することを発表した。

新しい工場は、約120億円を投資してヤンゴン市南東のティラワ経済特区の工業団地内に建設され、会社全体の敷地面積は約20万平方メートル、新しい工場の建屋面積は約4万2,000平方メートル、2021年9月に稼働を開始する予定である。

スズキは新工場を建設することにより、引き続き拡大が見込まれるミャンマー自動車市場の需要に応えていく。

4機種の四輪車を生産
スズキは、ミャンマーにおいて1998年に合弁会社を設立し、1999年より二輪車と四輪車の現地生産を開始。2010年からは四輪車生産を休止していたが、2013年にはミャンマー政府の認可を受け100%出資の新会社スズキ・ミャンマー・モーター社を設立した。

スズキ・ミャンマー・モーター社は、旧ミャンマー・スズキ・モーター社が四輪車生産を行っていたヤンゴン市内の既存工場で小型トラック「キャリイ」の生産を行い、人材育成を進めながら、経済の自由化とともにインフラの整備が進むミャンマーで、四輪車の生産販売を拡大してきた。

現在では2つの工場において、キャリイ、シアズ、エルティガ、スイフトの4機種の生産を行っている。

2019年の生産台数は前年比125%の13,300台、販売台数は前年比128%の13,206台となっており、新車販売のシェアは60.3%である。

(画像はスズキ株式会社より)


外部リンク

スズキ株式会社
https://www.suzuki.co.jp/release/d/2020/0323/

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