2020-03-31 10:00
旅行
ミャンマー、国際民間旅客便の乗り入れ禁止 4月13日まで

ミャンマー在住の日本人は3000人以上
ミャンマー政府は3月29日、世界的大流行となっている新型コロナウイルス肺炎(COVID-19)の感染拡大を防ぐために、31日から4月13日までの2週間、国際民間旅客便の着陸を禁止することを発表した。民間航空当局によると、以前に許可したすべての着陸許可も一時停止するという。ただし、救援、貨物、医療避難飛行、特別に承認された飛行には適用されない。
在ミャンマー日本大使館は関係当局と調整を図り、禁止措置が施行された後も東京・ヤンゴン間の直行便の運航を許可するよう求めているという。
また、ミャンマーにいる日本人に対して、帰国を希望するかどうかの確認を行っている。日本外務省によると、2019年10月の時点で、3000人以上の日本人がミャンマーに在住し、民主化とともに日本企業の数は増えているという。
29日時点で国内感染者は8人に
ミャンマーでは23日にCOVID-19の初感染が確認されて以来、29日までに8人の感染が確認されている。そのうちの7人は海外渡航歴のある人だ。しかし、近隣諸国から数万人規模の移民労働者が帰国し続け、これらの流入者への対処が遅れているとミャンマー政府は世論の批判を受けている。
同政府は国内で感染が確認される前から、集会やイベントなどを禁止したり、学校等を閉鎖したりと対策を講じ、国境での水際対策も実施。
国際民間旅客便の乗り入れ禁止を発表した前日にも、外国人へのビザ発給を全面停止したばかりだ。
(画像はMYANMAR TIMESより)
外部リンク
COVID-19: Myanmar bans international flights
https://www.aa.com.tr/
Myanmar to ban intl. commercial passenger flights
https://www3.nhk.or.jp/
Myanmar stops all int’l commercial flights from landing
https://www.mmtimes.com/
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