2020-03-30 04:00
社会
新型肺炎の感染拡大、アウン・サン・スー・チー国家最高顧問が国民に向けて演説

国内初の感染者を確認 深刻な状態でないことを発表
在ミャンマー日本国大使館は3月25日、アウン・サン・スー・チー国家最高顧問が国民に向けて行った演説の内容を発表した。演説は3月24日に国営放送を通じて行われ、新型肺炎に関する最新の状況を伝えたという。それによれば、国内初の2人の感染者が確認されたものの、いずれも治療を受け、深刻な状態ではないとした。
また、国民へ、保健省及びその他の省からの指示に従い、慌てず冷静に行動するように呼びかけた。
買い物の仕方や行動についても注意 落ち着きが「鍵」に
アウン・サン・スー・チー国家最高顧問は、陽性患者が確認されてから、買いだめに走った国民が多くいたとして、感染拡大防止には、国民全員の落ち着きが「鍵」であるとした。食糧・医薬品・日用品などの在庫もなくならないことを強調した。市場やショッピング・センターなどは閉鎖しないとしながらも、不必要な外出は避け、買い物に行く際も、家族を代表して必要なものを必要な量だけ買うように呼びかけた。
また、うわさやデマを信じず、努力と正確な知識を頼りに、この新型肺炎に打ち勝とうと国民に演説で訴えかけている。
(画像は在ミャンマー日本国大使館 ホームページより)
外部リンク
在ミャンマー日本国大使館 プレスリリース
https://www.mm.emb-japan.go.jp/
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