2020-03-06 05:00
経済
中国電力、ミャンマー地方開発事業の設計・施工監理コンサルティング業務を受託
送変電設備および配電設備増強に係る業務
中国電力株式会社は、八千代エンジニヤリング株式会社および東電設計株式会社と共同で、ミャンマーの地方配電公社およびマンダレー配電会社から「ミャンマー国貧困削減地方開発事業フェーズ2(電力セクター)設計・施工監理に係るコンサルティング業務」を受託し、契約を締結したことを発表した。今回契約したコンサルティング業務では、変電所・架空送電設備の増強、土木工事、建築工事に係る設計、入札図書の作成・入札審査、契約交渉補助、施行監理および環境マネジメントの計画、実施などを行う。
そして、中国電力は、今後約3年間にわたり社員を現地へ派遣し、送変電設備および配電設備の整備・増強のための設計、入札図書の作成・入札審査、契約交渉補助、施工監理などを実施する担当する。
対象地域は、サガイン地域、タニンダーリ地域、バゴー地域、マグウェー地域、マンダレー地域、エーヤワディ地域、およびカチン州、カレン州、チン州、モン州、ラカイン州、シャン州である。
ミャンマーにおける電力安定供給に貢献
近年急速に経済が発展しているミャンマーでは、電力を含む重要インフラの構築が重要な課題の1つとなっており、政府は、2030年までに電化率100%を達成することを目標としている。中国電力は、2019年5月に、四国電力とともに、ヤンゴンで稼働中の天然ガス火力発電事業に出資参画する契約も締結し、ミャンマーにおける電力安定供給に貢献してきた。
そして、今回の事業でも、これまで培ってきた経験・知見・技術力を活かし、ミャンマー国内の電力供給改善を図り、ミャンマーのさらなる発展に貢献していく意向を示している。
(画像は中国電力より)
外部リンク
中国電力株式会社
http://www.energia.co.jp/press/2020/12345.html
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