2020-03-12 06:00
社会
ミャンマー政府と民族武装組織、決定事項の実施に向け作業調整会議を開催

タスクを段階的に実行し基本的合意へ
全国停戦協定(NCA)に署名しているミャンマー政府と民族武装組織は、第8回共同実施調整会議で作成された決定の実施に備えて、3月6日、ヤンゴンの国家和解平和センターで作業調整会議を開催した。U Tun Tun Oo司法長官は、この会議では枠組み合意に関する問題を議論し、2020年以降のタスクを段階的に実行するとともに、双方の基本的合意を模索していくとし、次のように述べた。
「前述の問題は、連合平和21世紀パンロン会議の第4セッションで連合協定のパート3として署名されたものであり、これは我々の歴史におけるマイルストーンとなるだろう。」(プレスリリースより引用)
U Tun Tun Oo司法長官はまた、政治的な基本原則に関して合意に達するために交渉の重要性を強調し、両者が停戦と統合を強化するために対話を継続することができるよう良好な状況を作ることを求めた。
民族組織と政治的対話を継続
また、NCA実行の枠組み合意交渉担当のリーダーであるSao Sai Ngin氏は、次のように述べた。「今日、我々は、国家レベルの政治的対話を開催することと、UPDJC会議を開催する準備に関する問題を議論する予定である。同様に、この会議は、まだNCAに署名していない民族組織を和平プロセスに取り込む方法についても議論する。」(プレスリリースより引用)
会議には、防衛省のYar Pyae中将、平和委員会の書記官であるMin Naung中将とTin Maung Win中将、人民代表院のU Pyone Cho議員とU Htay Win Aung議員、また、民族組織側からは、NCA実施コーディネーターであるU Myo Win氏、交渉チームのメンバーらが参加した。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/7/03/2020/id-21069
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