2020-02-29 02:00
社会
ジャパンハート、ワッチェ慈善病院での手術活動の流れをレポート

手術活動開始に向けてオペ室や病棟の掃除、物品の準備も
ジャパンハートのアドバンスドナースである大橋 理世氏が、ワッチェ慈善病院での手術活動の流れがどうなっているのか、vol.1「準備期間編」として2月25日に紹介した。同病院では、毎月1回から2回手術活動が行われており、手術活動開始に向けてオペ室や病棟の掃除、物品の準備をする。日本では手術中にディスポーザブルの滅菌の布が使用されるが、同病院では大きな布をマーケットで仕入れ、滅菌の布をスタッフの家族が手作りする。
また、同氏によれば、手術で使用する器械類は、手術活動前に故障などがないか、そして全てそろっているか確認し、煮沸と滅菌をするとしている。
半外の病棟やナースステーションの掃除を入念に実施
病棟やナースステーションは半外になっており、砂ぼこりなども多いため、手術活動開始前には掃除を入念に実施。点滴の準備や薬剤、バイタルサイン測定のための機械類が作動するか確認も行う。また、手術や麻酔をする際には日本と同様、同意書にサインをもらう。手術活動開始前日には手術予定となる患者のリストを作成し、準備が完了。大橋 理世氏は、手術活動開始前にはソワソワするが、患者や家族でいっぱいになる病棟をみると、頑張ろうという気持ちになるとしている。
(画像はジャパンハート ホームページより)
外部リンク
ジャパンハート 活動レポート
https://www.japanheart.org/
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